礼に欠ける人は信も薄いといわれます。
信が薄いために、他人から頼られることもほとんどありません。
頼られないために、他人から用いられることもないのです。
これが『信頼』と『信用』なのです。
礼は、義とつながり、義は約束事の守るべきことを守るということになります。なすべきことを成す。義は人間関係の基本でもあるのです。
義を守り礼に尽くしてこそ信が篤くなるのです。
信が篤くなるから頼られ用いられて仁・義・礼・智・信の五徳を修めることが人間成長の基本なのです。
そのことで、心は豊かになり、心が貧しくなれば他人を僻み妬み恨み悪口や誹謗中傷などを生み周りに害を齎します。