どこへでも行けるドアがある
入り口は、一つで出口が無数に存在するどこでもドアというものをご存知ですか。
出口が限りなく存在するのは、想像の域を脱して無限大の可能性を意味しているからです。つまり、自分の想った出口が必ずあるということです。
過去、現在、未来の時間軸を無視した壮大なるスケールの宇宙空間を自由に行き交うくらいの強大なパワーが存在する。そんな力が手に入ったら、どれほどのみらいがまっているのでしょうか。難しく考えなくても、誰でも一度は手に入れたいと思ったものです。こどもの頃の妄想や空想の漫画の話であっても、大人になった今でもそれを欲しいと感じる人は少なくないはずです。
ビジネスの世界にどこでもドアのようなものが存在し、それを手にしている人がいるとしたら恐ろしいくらい羨ましい。
時間や人材、情報の全てをたとえて言うなら、まさにどこでもドアだからだ。
しかし、単純な思考では捉えきれない問題なのです。
私が考えるどこでもドアは、プラットフォーマーといわれる世界的な超一流の企業に発展し今も成長し続けるモンスターなのです。
はじめは、名もない小さな花であっても環境や存在価値、条件などで限りなく成長しいつしか大木となり何百年も生き続けるのです。
どこでもドアとは、入り口は一つでなければなりません。しかし、出口は使う人次第で変化してしまうのです。
例えば、地方に雇用を増やしたいという課題が一つ上がれば、それを解決する出口は課題の程度や難度によって様々な回答という出口を用意します。人で解決するのか、経済的な理由で解決に辿り着けるのか、時間はどれくらいかかるのか。そのすべては、そこで起こっている状況の情報や過去に起こった状況の情報、これから起こるだあろう結果の情報などを一度に手にすることのできる出口があれば答えは、算数を習っている一般の子どもでも解けるのです。
国家や大手企業が抱える問題は、既に多くの世界的モンスター企業が回答している現実を知ることができるのは、そう遠くない将来なのでしょう。