自分の信念を守って、どんな障害にも屈服しない強い意氣のある人を、比喩して使われる言葉です。
わたしは、腹のすわった気骨のある人が好きです。
人生で色々な人たちと交流をさせて頂いていますが、本当に力のある大きな人はいつも穏やかです。そんな優しさの中には、譲れない厳しさも混在している人もかつていました。
気持ちに骨と書いて気骨(きこつ)と読みます。
背筋に太い骨が通って、思想を貫いているという感じが伝わる分かり易い言葉です。
周りに怯えながら、顔色を窺いながら生きることなく、いつもブレず心に揺るがない信念を持ち続けている…そんな印象を受ける言葉であり魂を表現するという大切な意味を持っています。なお、頑固や頑なという表現とは異なり、筋の通った信念を表しています。
こんな気骨という強い心を身につけるためには、環境と経験が必要です。
永い時間を重ねて積んでいく良くも悪くも結果が大切な要素になります。
何かをして失敗することを恐れるより、何もせずに死んでいくことの方を恐れて欲しいと思います。他人と同じである安心感より、違って生きることの喜びを感じて欲しいと思います。凛と背中を伸ばして、吹きつける風に顔を上げて、はるか先に見える光に向かって歩き続けて欲しいと常に想っています。
現代社会に必要なことは、沢山あります。その中の一つに覚えておいて欲しいと次の世代へつむぎたいと今日も思います。
そんな方々を支援する機関『一般社団法人 ARGO』を起ち上げます。
『される側・する側』についてご興味のある方は、いつでもアドマガへお問い合わせください。