一旦、口にした言葉は実行しなければならないのです。しかし、過ぎた言葉は、実行出来ないこともあります。
その時は「できない」ことを謝罪すれば良いのです。人生の中で人は、生きていればその時思うことがよくあります。その時にできると思っていても、途中からできないことが分かることがそうなのです。
その時は、「無理せず」出来ないことを誠意一杯の心で誤れば良いのです。そして、それをせずに「できる」まで行い続けてしまう人は、必ず無理をする人になります。
何度も挑戦する人と、それぞれに思うことはありますが、それは各自の心で判断することです。
まずは『約束を守ること』に心を置き、できない時に恥を忍んで謝罪することも大事な約束のケジメの取り方なのです。
何も連絡しないことは、人として仁や徳の心に欠けています。
それは、必ず運命の中で付きまとい、忘れてしまっていても何かの形で現れます。約束一つで人格人徳が観えるのです。
幼いこどもにする約束と世間で認められた大物企業社長との約束の重さは同じ重さと責任があります。
「このひとだから」「そんな時だったから」「社会的な立場が下だから」「書面ではなく口約束だったから」などで約束を守ったり守らなかったりする人は、信用や信頼は誰からも得られずにいます。人や事、物との薄い付き合いをする人生になるから、自然とバレてしまい離れていきます。見る人は見ています。
そんな人たちの口癖は「来る者は拒まず、去る者は追わず」です。
人生で大切なことは、来た人へとことん誠意を尽くし、去る者へ「ありがとう」といわれる真っ直ぐに嘘のない応対なのです。