“早く行きたければ、一人で行け…遠くまで行きたければ、みんなと一緒に行け”
渡り鳥のV字飛行の話は非常に感慨深く仲間を見つめることができるのです。
なぜV字型で飛ぶのでしょうか。それは、より少ないエネルギーで遠くへ行くためなのです。25匹の渡り鳥がつながって飛ぶと、同じエネルギーで「70%」も飛行距離をのばせるのだそうです。これが9匹でも50%もアップします。
しかも驚くことに、先頭のポジションは交代で一匹に集中しない(先頭が一番風の抵抗を受けるので、後ろの渡り鳥は先頭の鳥が生み出す上昇気流を利用するのです)
そして、ズルをするような行動決してしないということです。
わたしたちの仕事であっても生活においても、一人でやると限界は必ずあります。
また、将来の夢や目標など成したいことがあるならば、周りの人にそのことを伝えて協力してもらうことが大事になります。
まわりの人(大切な人)の夢を聴いて力になることは、もし社会の役に立ち地球環境に良いことならば、三者共益の三方よしになれば誰もが幸せになれるのです。
鳥たちは、全般的に飛行時間の平均32%を他の鳥の羽ばたきで発生する上昇気流に乗って飛行することで、恩恵を受けています。また、編隊の先頭に立つ時間については、全員で釣り合いを取っているのだと論文では説明されていました。
その研究チームは、高いレベルの連携について生存に不可欠なものだと進化したと考えているのです。一部の研究によると若い鳥の3分の1以上は、最初の飛行中に極度の疲労が原因で死に至るそうです。
渡る行動は、危険を伴うため編隊を組んで飛行し、規則正しく位置を変えることを習得するのです。そうした鳥たちは、他の鳥の上昇気流の中を少しの間「ただ乗り」飛行をしてエネルギーを節約しているとされています。
論文主執筆者で、オックスフォード大動物学部のベルンハルト・フォルクル(Bernhard Voelkl)氏は、相互協力行動の根幹は非常にシンプルである可能性があるのだと、今回の研究結果は示しているといいます。
多くのトキが2羽一組で飛行する場合、1羽が先頭に立ち「編隊僚機」のもう1羽は先頭が作る上昇気流の中を追随して飛行することで恩恵を受けているのだと語られています。
このように、2羽一組で飛行する場合、個々の鳥はエネルギーを奪われる先頭位置とエネルギーを節約できる追随位置とで過ごす時間配分を正確に釣り合わせつつ、各位置を交代して飛行することが今回の研究で判明したのです。3羽以上の集団で飛行する場合でも、この2羽での協力理念は、群れ全体に浸透しており後ろで滑空してばかりで決して先頭になろうとしないような「ただ乗り」常習者は全くみられず、驚くべきことに群れの中で何らかのずるい行為が行われたことを示す証拠は見つからないのだと付け加えました。
わたしたちが、電子BOOKアドマガを通してつながる様々な方と共通言語を持ち、共に社会貢献のために存在価値を確かめられる同志のTSUMUGU未来クラブで活動できた時に、このことを深く痛感し感動と共に多くのエネルギーを社会へとどけることになるのでしょう。
エリアブランチで構成されるこの組織は、全体で1000名を基点に活動します。そこには、クロスチャネル、クロスマーケティングはもちろんのこと、専門分野ではプロのスペシャリストとして指導する「先生」となり、足並みをそろえて大きな山を登る時は目的意識の共通した仲間としてシナジー効果を生み出す組織になるのです。
一人では、届かない世界へ向かうために多くの仲間を探す旅路に華が咲きはじまています。