✿ 正確な判断を行うために…

『ギブアンドテイク』には大きく三つのタイプがあり、それぞれの考え方が非常に興味を引きます。

・『ギバー』とは、ギブアンドテイクの関係を相手の利益になる様にすることをいい、受け取る以上に与えようとする人のことです。
・『テイカー』とは、ギブアンドテイクの関係を自分の有利になる様に持っていき、相手の必要性よりも自分の利益を優先しようとする人のことをいいます。
・『マッチャー』とは、ギブアンドテイクの関係を常に公平という観点に基づいて行動し与えることと受け取ることのバランスを取ろうとする人のことをいいます。

この三点の中でどのタイプの人が一番失敗すると思いますか。

一番に失敗を招いてしまうタイプは、『ギバー』の常に利益を考えるタイプの人です。自分の利益を犠牲にしてでも相手を優先してしまうためで、弱肉強食の世界で自分の利益を考えられなければ生き残ってはいけないということです。
そして、逆の一番成功するタイプの人はといいますと、同じく『ギバー』のタイプの人で成功と失敗は紙一重ということになります。

相手のために行動した時に、相手が失敗してしまったら大きな打撃を受けてしますけれど、成功する人に行動した時は反動が大きいということなのです。
⇧は間違いです。

ギバーに対して説明する前に、
『テイカー』については、分かり易く説明すると相手が必要としないものだけれど、上手く言い包めて買ってもらおうとする行為です。販売したらそこで目的は終了するので、相手のフォローやサポートはなく次につながらないことです。感情だけで行動を起こす三流の定義の人に良く見られます。

『マッチャー』については、何かをしたら何かをしてもらえるという発想なので先に与えてもらうときちんと返します。しかし、先に与えた時は見返りを求めて行動をするために見合った見返りがないことで不平不満を出します。そのことで長期的な関係は築きにくいのが特徴です。利益のみで行動に移す二流の定義な人に多くいます。

そんな賭け事のような発想ではなく、失敗してしまう場合は誰かれ構わず尽くしてしまうお人好しだからなのです。成功するためには、相手を問わず与え続けていれば良いということではありません。大事なことは、尽くす相手を見極めることができて、見返りを求めずに自分がこの人のために与え続けるという信念をもって尽くせるタイプの人が成功するのです。志を貫く人の一流の定義に多くいます。

では、ビジネスにおいて相手に与え続けられるものとはいったい何なのでしょうか。様々にある中で大きく意味を持つものは、相手が欲しがる情報です。相手に合わせたマーケットの情報や具体的な集客や売上、商品のトレンド情報などが喜ばれるものになります。

しかし、正確な情報には、提供する側のキャリアに比例します。そこに価値というものが存在するのです。常に新鮮な情報を湧水のように収集し続けることなど、一般人には皆無です。マクロメディアの中心にいる人物や政治経済の核になるような人の元に集められるからです。

せいぜい一般に入るころは、新聞やWEBニュースになって誰でもその機会を得られたら簡単に収集できる普通の情報になります。

深く正確で新鮮な情報をマクロメディアや政治経済の中心人物のように収集出来たら、ビジネスの幅はどれほど膨らむでしょうか…。

 

それが、確実にできるビジネスツールこそ業種を選ばずマーケットの勝者になれるオウンドメディアの構築であるとわたしたちは確信しています。