✿ 何かを忘れています

優れたセールスコピーがあればビジネスにおけるすべての問題は解決するという考えは、当たり前で優れたセールスコピーがあれば、「集客」「営業」「顧客維持」のすべてが切手を貼って手紙を送り、メールを送信すればできるようになり簡単になります。

しかし、文章を書くことが得意ではなく広告のテキストなど書いたことがないと思う方や、国語の成績も悪かったなどとセールスコピーを作成することで不安はたくさんあると思います。セールスコピーというのは、小難しい文章の技術や国語の成績などは何一つ関係なく、世の中に出回っているほとんどのアイデアは、過去の優秀な作品を引用することがでるからです。

先人の作った広告のアイデアから優れたセールスコピーを書いて「集客」「営業」「顧客維持」などの悩みを解決に導きたい時は、素直に学ぶ姿勢を手に入れることからはじめることです。お客さまが「何が欲しいのか」を完全に理解して、その「欲しい」という感情を脳科学で分析し、それを広告のメソッドにまで落とし込むことができたならば確実に成功するでしょう。

広告は「幼い子供が分かるようにつくる」といいます。
人間の脳の構造は、三つの階層に分かれています。「爬虫類脳」「原始哺乳類脳」「新哺乳類脳」で、常に「新哺乳類脳」の高度な思考をしているのですが、原始的な脳も活動していて、「決断」をするという行為の時に本能的な欲求を満たそうとして活動するのです。その欲求を満たすために「買う」という「決断」をするのですから、コピーライターは、「爬虫類脳」や「原始哺乳類脳」の原始脳に語りかけるような簡単な言葉でコピーを書かなくてはならないのです。

今、チラシやメルマガやSNS、WEBサイトで頑張ってキャッチコピーを考察する時間があるならば、街に出て多くの広告や声に耳を傾けて最善の応えを探してください。
そのお手伝いをするのがわたしたちの存在価値になるのです。