先日、渋谷版アドマガに掲載するために、今メディアや雑誌などで話題の現代人の恋愛心理を精神科医としてズバット的確にお答えする人気の高木キナさんにお話を伺い取材をさせていただきました。
場所は、渋谷の街でランドマークとしても有名な商業施設「マークシティー」内のニューヨーク・チェルシーをイメージしたシックで落ち着いた内装の店内で、ランチ時は多くの20代から30代の女性客でにぎわうカフェ『チェルシーカフェ』さんでお話を聞きました。
そこは、店員さんがホスピタリティーで気遣いのあるビスケットサンドやハンバーガー、パスタなどがとっても美味しいと評判のカウンター席もありお一人さまでも気軽に立ち寄れる食事とドリンクが充実したお店です。
デートで立ち寄れるカフェということもありカップルさんも多く来店する中、ボックス席ではワイワイお食事も楽しめる団体さんでも楽しめる雰囲気のお店ですので、カフェ激戦区でマルチに使えることを考えると穴場になるかも。
さて、二回目の取材で1年ぶりの再会でしたが、現代人の恋愛に関する考えと、男性が知っておかなければならないマル秘な恋愛メソッド『女性の本音』の情報を聞くことができました。
そして、女性と男性では全く異なる考え方で行動することから『本当にもてるオトコは女性への行動がちがう!』という今までにどのメディアや雑誌でも聞いたことがない目からうろこの貴重なお話を聞くことができました。
それは、次回企画でお知らせする予定です。
たとえば、デート中に女性は線で行動のすべてを一連の流れでとらえて、男性は点でとらえる…流れがスムーズであればあるほど女性の感度は上がるというものです。このロジカルを現代の恋愛バイブル書としてお伝えできることを、わたしは楽しみにしていますので乞うご期待です。
そして、今までに出版した本の中でおススメしたい『精神科女医が本気で考えた心と体を満足させるセックス/徳間書店』『あなたの周りの身近な狂気/セブン&アイ出版』を是非ともお読みください。精神科のイメージが変わります。
『あなたの周りの身近な狂気/セブン&アイ出版』
「奇妙な行動」という一面だけが精神疾患ではない。私たちは、社会や周囲との関わりの中で、病となっていく。いかに接して、回復を遂げるか。本書は、8篇の各精神疾患のカルテから、その人生模様をノベライズしたオムニバス形式の短篇集です。
気鋭の精神科医が書き上げた物語には、どのように病は発現し、どのタイミングで医療的介入がなされればいいかが詳述されています。教科書的ではない、ストーリーとして精神疾患が理解できる至極の一冊です。
内容紹介:
Episode1
なぜ、自分を責めてしまうの?(古典的うつ病)
主人公:江戸川橋一郎(45歳)職業:大手電機メーカー部長職
某国立大学大学院を経て、大手家電メーカーに入社した出世頭。
新製品の大規模なプロジェクトリーダーとして仕事をこなす彼に、
自責感、思考制止、抑うつ気分……などの恐怖が突然襲う。
Episode2
なぜ、仕事はできないのに遊べるの?(新型うつ病)
主人公:渡辺洋一(25歳)職業:IT系企業勤務(入社4年目)
「ゆとり世代」の営業マンが、広告部に異動とともに出社拒否。うつ病の診断を片手に、休職中には家でゲームをし、海外旅行に行く。一方で、上司はなぜ若者のやる気をなくさせてしまったのか、と逡巡する。
Episode3
なぜ、あなたは私を見捨てるの?(境界性パーソナリティ障害)
主人公:佐藤明日香(19歳)職業:なし
北関東で水商売をする母親にネグレクトされながら育った明日香。父親は誰だかわからない。中学卒業後、友人の家を転々とし、武と出会う。同棲するも、明日香の激情的な性格や豹変に恐れをなし、精神科を転々とする日々が始まる。
Episode4
なぜ、誰も愛してくれないの?(機能不全家族)
主人公:田口亜紀(16歳)職業:都立新部高校1年
義父からの暴力・性的虐待、実母からの無関心によって「家族」機能が崩壊した家に育つ亜紀。担任教師が虐待の事実を通報するも、一時は統合失調症様の症状も発症する。ほんとうの「家族」とは何か?
Episode5
なぜ、酒がやめられないの?(アルコール依存症)
主人公:古川義郎(46歳)職業:大手出版社編集部長
もともと飲めない古川が、酒を飲むようになったのは入社二年目。中堅作家の担当に抜擢された時からはじまった。「酒が縁を産み、仕事を作る」という誤解。文芸の世界へ没頭するほどに、酒の量が増えていくことになる。
Episode6
なぜ、他人の声が聞こえてしまうの?(統合失調症)
主人公:佐々木真治(18歳)職業:W大学理工学部在学
中学生時代は優等生だった真治は、大学入学を機に親元を離れ一人暮らしに。しかし、学生生活を謳歌する周囲の友人を尻目に、どんどん孤立していく。やがて妄想が広がり「ノーベル賞を受賞するんだ! 」「誰かが監視している! 」…
Episode7
なぜ、他人と共感できないの?(アスペルガー症候群)
主人公:内田潤(18歳)職業:なし
幼稚園の頃から「お友達とうまく遊べない」と言われ続けてきた潤。小学校、中学校と歳を重ねるごとに、問題行動が増えてゆく。効果的な治療がまだ確立されていない診断に、若者の人生はどのような試練が待ち受けているのか。
Episode8 なぜ、生理の前だけうつになるの?(月経前症候群)
主人公:田畑美和子(33歳)職業:不動産会社営業事務職
上司が女性に変わったことをきっかけに、自らの心の不調に気づきだした美和子。特に生理前には人に強く当たり、憂鬱を繰り返す。強いはずの酒につぶれ、夜中に冷蔵庫を漁る日々。結婚3年目の夫にどう理解してもらうか悩む日々が続く。
出版社からのコメント:精神科医のカルテは、人生物語ができあがるほど緻密だった。職場や家族、隣人に潜む「心の闇」への気づき方! うつ病、パーソナリティ障害、依存症など、ストーリーでしかわからない8篇の実録。
最後に…
きっと言われなければ分からない、笑顔が素敵で可愛いらしい高木キナさんは、新鮮な空気感があふれる「もぎたての果実」といった印象の明朗快活な女性です。しかし、ひとたび精神科医としてのご意見や人間心理をお伺いすると、多くの臨床による実績からの豊富な知識と信頼のご意見を的確にアドバイスしてくれる素晴らしい現代社会に必要な女医さんです。
精神科医高木希奈 オフィシャルブログ
https://ameblo.jp/ishi-kekkonn/