心で決めたことに専念すれば、専念した分で力を注ぐことができる。
しかし、自分がなすべきことが1つ以外で他にあれば、それに注ぐ力も複数になり全力ではなく半力になる。
そして、心の流れが1つから2つになる。
自分が「なすべきことを成す」と心に誓ったことは、まず1つに専念して成し遂げてから、その次に向かえば良い。
しかし、2つも3つもあれば力が半減していくことになる。
一流の人間は、その1つに専念する力に長けている。
1つに専念できない人間は、複数のことを成し遂げるのは難しい。
自分の力を見て、無理のない心の流れを創れば良い。
複数のことをやりたい気持ちは誰しもあるが、心身の効率を考えれば無理は禁物だ。
結果、1つのことで十分なのである。