新宿に次いで世界で二番目に電車の乗降客数が多いターミナル駅のある街としても有名な池袋です。
借りて住みたい街として都内一位の池袋は、駅の東口にあるサンシャイン中央通りが必ず話題になります。池袋は、言わずと知れたラーメンの激戦区でもありおよそ130軒以上のラーメン屋さんがしのぎを削っています。
サンシャイン60通りから脇に入って個性派の行列店で有名なカラシビラーメンがあります。並んでも食べたいと連日多くのお客さまが順番を待っているやみつきラーメンは、ベースの味噌ラーメンに数種類の唐からしで辛さを調整して調理しています。どんぶりに二種類の唐からしから世界一辛い唐からしとしてギネスに認定されているからしを入れて、アツアツのスープを投入すれば辛さ激増しのスープができます。そこに、粉唐からしと山椒を加えてできるのが辛さ鬼増しの「カラシビ味噌らー麺」が出来上がります。真っ赤なビジュアルを一口食べれば美味しさと辛さで少しの間無心になれます。
昭和レトロな穴場として最近話題の美久仁小路が新しさの街『池袋』で注目されたのは、昔ながらの小料理屋さんなど20店舗くらい並んでいて、なつかしさを感じたい大人がこぞって集まる場所として夜な夜な賑わっているからだそうです。ここは、昭和26年からある小路ですが、文芸座の館主が名前を付けたそうです。
グリーン大通りにビルの中にある電車は、通りを歩く人の目を引き付ける大きな本屋さんにあります。オーナーさんの趣味から店内に、本物の電車のフロント一部分を展示しているという…まさに男のロマンを感じる面白い光景が見られます。
昔は、都電が走る街でした。昭和38年ころは今とは異なる乗降客がいたことでしょう。そして、私鉄や地下鉄が乗り入れるようになって街は大きく発展していき、池袋の都電は昭和40年まで見られた光景になったのです。
レトロな景色と高層ビルが重なる今昔の街は、歴史と文化を知ることでまた訪れて散策したくなりました。