東京は表参道にデンマーク発の雑貨店「ソストレーネ グレーネ」が、今日もおしゃれに敏感な女子で店内を賑わせています。そこは、北欧らしい美しく可愛らしいデザインのアイテムがお手頃なプライスで揃えられます。
東京メトロ副都心線・明治神宮前(JR原宿駅)から徒歩約3分のところにあり、おしゃれ激戦区の表参道に2016年10月デンマーク発の雑貨店としてオープンしました。ヨーロッパを中心に120店舗展開されていて、アジアでは初となる旗艦店が日本にあります。ブランドロゴは、アンナとクララという姉妹のシルエットです。
インテリア雑貨からステーショナリー、キッズ用品、パーティーグッズまで圧倒されるほど揃えられていて、お店でそれぞれの商品を眺めているだけで、北欧らしいキレイな色遣いにうっとり、ワクワクする楽しい気持ちにさせてくれます。おしゃれに敏感な女子にはたまらない時間が満喫できます。
今、デンマークのスタイルは日本の生活に大きく影響を与え始めています。そこで、今回はデンマークを知ることであまり幸福感を感じていない日本人は、デンマーク人から学ぶべきことがどれだけあるのかを取材してみました。
日本人がすぐに幸福感を感じられる国民になるような明確な回答はありません。しかし「小さなことでも感謝する心持ち」「今あるものに感謝するという姿勢を大切にする」などが大事なことだと思います。何かものを得て満足を得るだけではなく、家族や友達と過ごしたり、自然の中で過ごしたり、高くなくても美味しいものを食べたりするという『意味のある時間』にもっと重きを置いたらヒュッゲの在り方を学べる入り口に立てるのではないかと思います。
欧米でデンマーク発の『ヒュッゲ』という概念が大ブームになっています。日本でも家具や食品、文化などの新しいマインドフルネスやウエルネスの一種としてマーケティングの一種として考えられています。ヒュッゲは、デンマークで100年以上にわたって行われてきた特有の概念で簡単に輸入できるようなものではないことを承知したうえで、理解を深めることが文化を取り入れて新たなスタイルのイノベーションが誕生するのです。
日本人はそれがとても上手な民族なため今日の発展を遂げて来れたのだと考えます。しかし、今までのような理解の深め方ではなく安易に流行のような接し方をしてしまえば一過性のブームで終わってしまいます。Hygge=ヒュッゲとはデンマーク語で「居心地の良い時間や空間」を表現する言葉であり、概念なのです。
「温泉につかって疲れをいやす」「鍋を仲間で囲んで楽しむ」「お正月に家族で餅つきをしておせちを食べて過ごす」など、既にヒュッゲ的概念は『おもてなし』の歴史の中にあるのです。ないのは、それらを忘れてしまった日本人の心なのです。
『電子BOOKアドマガ』でできることは、そんなヒュッゲスタイルとリンクした思考の元に行われる企画の面白さで読者に「身近な生活の再発見」のきっかけやヒントに気が付いていただくことです。
デンマーク発の雑貨店「ソストレーネ グレーネ」http://sostrenegrene.com