学びて問うということ。
学問とは、難しいことを学ぶことではなく、自分を磨くために行うものであるといわれている。
しかし、知識の習得や研究も、学問の一種である。
修己治人こそが、学問の目的なのだ。
迷いや悩み、艱難辛苦などの人生には、多くの問題が起きる。
そのためにもあらゆることを学び、それに耐えて、困難を心の栄養にする力を付け、先人の知恵をいただくことも大事になる。
知らぬより知った方が、無駄はない。
自分自身で考えるのも大事だが、それ以上に他人の箴言・忠言・格言を、素直に受け入れられる心の柔らかさが、最も必要になるのだ。